クライアント
Infor LawsonおよびCloudSuite ERPシステムを専門とする、20年以上の経験を持つ信頼できるグローバルITサービスプロバイダー。
ビジネスの課題
- スケーラビリティの制限により、APIXが成長するビジネスニーズをサポートする能力が妨げられていました。
- 現行のRDS Aurora構成に伴う高い運用コスト。
- データ管理能力の最適化を向上させてパフォーマンスを強化する必要性。
- 履歴データを活用してAPIXがより効果的にレポートを生成できるようにする要件。
アプローチ
- リアルタイムの意思決定と運用最適化のためのAWSネイティブなデータおよび分析プラットフォームを提供。
- AWS Well-Architected Frameworkの原則を使用して、セキュアで堅牢なデータ基盤を確保するプラットフォームを設計。
- AWS Glueを使用してデータ統合と管理の中心としてスケーラブルなデータレイクを構築。
- AWS Lake Formationを活用してRDS AuroraテーブルからS3データレイクへ履歴データを移行。仮想的に無制限のストレージを利用してコスト効率の高いレポート作成と履歴分析を実現。
- AWS Glue Catalogでメタデータを管理し、AWS Athenaを使用してS3データのサーバーレスかつインタラクティブなクエリを可能に。
- 保守を簡素化し、開発とバージョン管理を容易にし、柔軟なSQLベースのアドホッククエリをサポートするために、ストアドプロシージャをAthenaの保存済みクエリに置き換え。
- AWS CloudWatchメトリクスを実装して、Glueジョブ、Lambda関数、ネットワークパフォーマンスを監視し、レイテンシやスループット問題への迅速な対応を可能にするアラートを設定。
技術コンポーネント
変革の効果
- AWS Lambdaを利用したサーバーレスデータ処理により運用コストを30%削減。
- AWS Athenaを活用した迅速なインサイトによりデータ処理時間を40%短縮。
- RDS OracleからAWS管理のデータレイクへの移行でライセンスコストを節約。
- 複雑なETLパイプラインを排除することで、AWS Lake Formationでコスト削減を達成。
